うなぎでワインが飲めますか? (角川oneテーマ21)新書 / 田崎 真也 (著)

      2016/07/15

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商品の説明(amazonより引用)

内容紹介

鮨、中華、和食、フレンチ、イタリアン・・・・。料理とワインの相性学
料理によってピッタリ相性がいいワインがあります。世界一のソムリエが全く新しい発想で、ワインの味わい方のコツを伝授します。楽しく飲むためのアドバイスが満載!

内容(「BOOK」データベースより)

最近は寿司屋でも居酒屋でもうなぎ屋でも、気軽にワインを味わえるようになりました。また、家庭の食卓で鍋を囲んで飲んだり、キムチやおしんこでもワインを愉しむ方が増えてます。「自由自在」に「自己流」にワインを味わうための、ちょっとしたワインと料理の相性術を伝授します。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

田崎/真也
ソムリエ。1958年東京生まれ。1977年にフランスへ渡りソムリエ修業。1983年「全国ソムリエ最高技術賞コンクール」で優勝。1995年「世界最優秀ソムリエコンクール」で優勝を果たす。都民文化栄誉章、フランス農事功労賞シュヴァリエなどを受章。1997年から「ワインは憶えてから楽しむものではなく、楽しんでから憶えるもの」をコンセプトに東京・愛宕で「田崎真也ワインサロン」を主宰。ワインだけではなく、日本酒や焼酎にも造詣が深く、「ワイン生活」(新潮社)、「本格焼酎を愉しむ」(光文社)、「日本酒を味わう」(朝日新聞社)など著書は30冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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著者が田崎さんだから購入したものの、
「うなぎでワインが飲めますか?」と一見微妙なタイトル。

で、タイトルから和食との相性がメインなのかな?と思いきや、
目次を眺めると、そのほとんどが諸外国料理とのマリアージュ。

普段馴染みのないブルガリア料理やカナダ料理などもあり、
「こりゃあまり勉強にならないんじゃ??」と思いつつ読み始めるも
そこは田崎さん、テクニカルな話は必要最低限に留め、
エッセイ風に仕立てており、まったく飽きさせない。

それは各国の歴史や文化について触れている部分であったり、
自身の若き日のエピソードや旅行記、自論などなど。

特にこの書籍は、雑誌「アゴラ」と「セブンシーズ」に
田崎さんが執筆していたコラムを一冊にまとめたものだったので、
基本的にはどこからでも読め、隙間時間にはピッタリだった。

良い年、悪い年、バースデーヴィンテージの話をしよう(152頁)では
女性に「バースデー・ヴィンテージは?」と尋ねると
本当の年齢がすぐに返ってくる・・・と笑わせてくれたり。
(書籍中、ここだけをピックアップするあたりアホやなw)

田崎さんの書籍は過去に何冊も読んでいるが、どれにおいても
ワイン専門家特有の鼻持ちならない「上から目線」が一切なく
常にゲストを中心においた気遣い、”読者へのおもてなしの心”
文章の随所で伝わってくる。

実るほど頭を垂れる稲穂かな
プロフェッショナルとはこういうことだ。
いやぁ~、僕もこうありたい。

ちなみにこの書籍、肝心??の和食とのマリアージュについては、
126頁から150頁までの24頁しかなく、
日本そば、うなぎ料理、松茸料理、ふぐ料理、てんぷらと5品目。
ずばりタイトル付けたヤツが悪いと思う。

あ、こういうこと言うのがプロじゃないのか・・・

Phylloxera評価 ★★★☆☆

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