Kendall-Jackson Vintner's Reserve Chardonnay [2013] その1

   

kendall-jackson-logokendall-jacksonケンダル・ジャクソンは現在カリフォルニアに約13,000エーカーに及ぶブドウ園を所有し、世界でも最大規模の樽発酵可能な設備を持つ4つのワイナリーを所有、そして世界60ケ国以上にワインを輸出している大手ワイン・メーカーだ。気取らず楽しめるワインから、じっくりと楽しみたい贅沢なワインまで幅広いラインナップを持つ「世界で最上のワインメーカーになること」をブランド・ヴィジョンに掲げながら、北米だけでも年間500万ケースを売り上げているカリフォルニア屈指のワイナリーで、現在その傘下には、ラ・クレマやヴェリテ等、多数の実力派ワイナリーを擁している。

ケンダル・ジャクソンは、故ジェス・ジャクソン氏が1982年にカリフォルニア州レーク・カウンティに設立した、家族経営を貫くワイナリー。ワイナリーを設立する以前の故ジェス・ジャクソン氏は、サンフランシスコの有名な弁護士だった。しかし、設立の10年も前から趣味でワイナリーを所有しブドウの栽培とカリフォルニア州海岸沿いの農園からブドウの買い入れをしており、独自のスタイルを持つワインの研究を行ってきた。その研究の末に、創業当時広く支持されていた単一畑のワインを造るという手法から一転して、複数の畑のブドウ (サンタバーバラ、モントレー、ソノマ・カウンティ、レーク・カウンティで取れたブドウ)をブレンドし、コストパフォーマンスの良い、幅広い層に好まれる味わいのワインを造り出した。

imgrc0062546289

ワイナリー設立の翌年1983年に、初リリースとなるヴィントナーズ・リザーヴ・シャルドネが、アメリカ・ワインコンペティションでのプラチナメダルを受賞。その後もケンダル・ジャクソンのワインはサンフランシスコ国際ワイン・コンペティションにて「Winery of the year」や、全カリフォルニア州フェアにて「the Golden Winery」を受賞するなど、名高いコンクールで幾つもの賞を獲得し、「1990年代、アメリカで最も受賞数の多いワイナリー」に選ばれている。

1997年にワイン造りの本拠地をソノマ・カウンテイに移し、世界でも有数の醸造家であるランディ・ ウロム氏をワインマスターとして迎えた。ランディ・ウロム氏は、最初に在籍したワインヤードの生産規模を12倍に拡大させ、かつ手掛けたワインは常に金賞を受賞という実力の持ち主。そのランディ・ウロム氏の天性とも言える高いワインメイキング技術により、ケンダル・ジャクソンは一層の躍進を遂げている。 そんなケンダル・ジャクソンのゴールは、「初めて味わう時にも、それから月日が経った後にも、いつ飲んでも楽しめるようなワインを生み出すこと」。その言葉通り、どんな人にでも好かれ、様々なシーンで楽しめる高品質なワインを生み出し続けている。

スポンサーリンク

忍者ad

ケンダル・ジャクソンのワインへのこだわり

1.豊かな香りと味わいを生む、海岸沿いの斜面に位置する自社畑。

カリフォルニアのブドウ畑の85%は、内陸と考えられているが、そのうち15%がカリフォルニアのブドウ畑の沿岸部に分類されている。更に、それらの沿岸にあるブドウ畑の僅か5%が丘陵地だ。涼しい海風が吹く丘陵の斜面と、冷涼な気候はじっくりとブドウが成熟できる為、ブドウにとって最上の場所で、味わいと香りに深みのある高品質なブドウを造ることができる。その為ケンダル・ジャクソンの10,545エーカーにも及ぶ自社畑はすべてカリフォルニアの沿岸部にこだわり、ブドウを栽培している。

2.テロワールに沿ったロット分けによる、緻密な仕込み。

フランスのテロワールの概念を導入し、畑の個性をブドウに生かすために畑を細かい区画に分けてブドウを管理。ブドウの樹にはそれぞれ区画番号が書かれた札を付けて管理する徹底ぶり。収穫されたブドウはカリフォルニアにある4つのワイナリーに分散しそれぞれフランス産およびアメリカ産の高品質なオーク樽で発酵と熟成が行われ、その後ソノマ・カウンティーのセラーで集中管理される。

Z

3.醸造の核であるブレンド技術。

ケンダル・ジャクソンでは「ブレンディング」を醸造の核とし、様々なテロワールの特徴をもつブドウの良い所を掛け合わせる。ソノマ・カウンティーのセラーで集中管理された1000種類以上の樽から、ワインマスターであるランディ・ウロム氏の芸術的なセンスと豊富な経験が培うブレンド技術により最上のワインが造られる。

imgrc0062546271

 - 取扱ワイン情報 , ,