CALERA Pinot Noir Central Coast Cuvee V (Estate Blend) [2013] その1

   

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唯一無二の個性を持つ
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」

一時幻のワインとまで言われ、市場から姿を消したカレラ。
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と称され、
今もなお世界的な人気を博し、入手困難な造り手として知られている。

そもそも、カレラを「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼んだのは
世界のワインの価値に影響を与える評論家ロバート・パーカーだ。
2003年、彼が「カリフォルニアのロマネ・コンティ」というタイトルで記事を書き、
その中で 「カレラはニューワールドだけではなく、地球上で最も魅力的な
ピノ・ノワールのスペシャリストのひとつ
である。」と大絶賛したことで、
その人気を不動のものとした。

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名称未設定-1カレラがロマネ・コンティに例えられるには理由がある。
オーナーであるジョシュ・ジェンセン氏は、エール大学を卒業し、
オックスフォード大学で修士課程を終えた後、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、
ドメーヌ・デュジャックでブドウの栽培、ワインの醸造に携わり、
ブルゴーニュワインの個性は、石灰岩の肥沃な土壌から生み出されることを学んだ。

そして1971年、母国アメリカでロマネ・コンティの味わいを表現するワインを
造ることを目指し帰国。
約2年間、目薬の容器に硫酸を詰めて持ち歩き、カリフォルニア中の土壌のテストを
繰り返すという並々ならぬ努力を続け、ロマネ・コンティのような石灰岩を豊富に含む
理想の土地を探した。
そして、サンフランシスコから南に150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った
カリフォルニアで最も高い標高2,200フィートのマウント・ハーランの頂上近辺に
石灰質が豊富にある冷涼な土地を見つけ出した。

img60544702既存のワイン名産地一帯から離れ、標高2200フィートとカリフォルニアでも
最も標高の高いエリアに位置した土地は、豊富な石灰質の土壌、冷涼な気候という、
ピノ・ノワール栽培に理想的な環境だった。

ジョシュ・ジェンセン氏はこの地でこっそりとロマネ・コンティから
持ち帰ったと言われているブドウの樹を植樹し、ワイン造りを開始。

しかし1970年当時、カリフォルニアで最高のピノ・ノワールを造るなど、
誰もが不可能だと笑うほど困難なことへの挑戦だった。

ジョシュ・ジェンセン氏はオリジナルとなるテロワールが少しずつ違う3つのパーセル、
リード・ヴィンヤードに5エーカー、セレック・ヴィンヤードに5エーカー、
ジェンセン・ヴィンヤードの14エーカーにピノ・ノワールの葡萄を植樹した。

1977年1000フィート低い場所に電気と電話の使用可能な醸造所を購入。
葡萄を山の頂上まで車で運び、テラスの段差を利用した重力流動ワイン醸造所を造ると
生産量は少ないがカリフォルニアにおいて上質なピノ・ノワールを造りはじめる。

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さらに1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、
翌年には2エーカーだけ白葡萄品種の“ヴィオニエ”を植樹。
(カリフォルニアにおいてヴィオニエを選択した最初のワインメーカー)

1984年に4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーと
ジョシュ・ジェンセン氏にとっては最初の“シャルドネ”を6エーカー植樹。
1989年にはさらに”ヴィオニエ“を3エーカー植樹した。

img60544700夏にはほとんど雨が降らないこの一帯にワイナリーを構えているのはカレラだけだ。
にもかかわらず、1990年にはあまりの品質の高さから、カレラのための唯一の
原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」
が認められることになった。

「カレラ」という名はスペイン語で「石灰岩でできた焼き窯」の意味。
実は、カレラの畑には、1866年製という古い巨大な焼き窯があり、
それをモチーフとしてシンボルマークもデザインされている。

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誰もが不可能だと思った中、ジョシュ・ジェンセン氏はひたすら可能性を信じ、
改良に改良を重ねて様々な技術を取り入れ、遂にはロマネ・コンティに比肩する
とまで言われるワイン造りに成功した。

その品質を裏付けるように、かつてニューヨークタイムス紙が企画した
ブラインドテイスティングで、ロマネ・コンティのリシューブルなど、
錚々たる顔ぶれのワインを見事打ち破った。

また、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べてピノ・ノワールの発展が遅かった
カリフォルニアにおいて、1980年~1989年の間にロバート・パーカー氏が
90点以上を付けたピノ・ノワールはたった10本しか存在しないが、
その10本のワインのうち、7本がカレラのピノ・ノワールだった。

このような数多くのエピソードから、
カレラはブルゴーニュ産の世界最高峰のピノ・ノワールに肩を並べるワインとして、
比類ない伝説的な存在となっているのだ。

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