Chateau Mont Perat Rouge その1 日本でのブレイクのきっかけは『神の雫』

   

Z

日本でのブレイクのきっかけ

今なお人気の商品で、安定的な売れ行きを続けているシャトー・モン・ペラ。

そもそもこのワイン、『週刊モーニング』連載の人気ワイン漫画『神の雫』に
登場するまでは、日本市場において全く無名のシャトーだった。
(※2004年より連載開始、その第三話に登場。)

『神の雫』この漫画が革新的で人気を博した点のひとつに、
ワインの味わい(テイスティングコメント)等を心象風景描写した点にある。

第三話に登場した当ワイン、シャトー・モン・ペラは
主人公(神咲 雫)が初めて飲んだワインであり、
作中でこの味わいをイギリスのロックバンド『クイーン』に例え、

20071016064430

「パワフルで、そのくせとろけるような甘味と
キュンとくるような酸味がぐわっと迫ってくる感じだ。」

「それこそ、あのクイーンのボーカルの甘くてハスキーな声を
分厚いギターや重たいドラムで包みこんだような。」

「なんつーかクラシックみたいなんだけど、そうじゃない。
こいつはもっとモダンなー、やっぱ“クイーン”っすよ。」

と、セリフと絵の調和見事に、
ワイン素人へわかりやすく易く表現してみせた。

また、ワイン愛好家には2015-09-23-15.09

「高ければ美味しいなんてもんじゃない」
「オーパス・ワンにも引けをとらない」
「5大シャトーと間違える」

と、なんとも購買意欲そそるフレーズでこのワインを絶賛してみせた。

2015-09-23 15.09.15
これを読めば、誰もがシャトー・モン・ペラの中身はいかほどのものかと
興味を抱かない筈は無く、

「クイーンを感じてみたいっ!」「本当にオーパスの10分の1?」

と、この第三話が掲載された2004年12月以降、注文が殺到。
特にネットショップではどの店舗でも売り切れ状態が続き、
それまで無名だったシャトー・モン・ペラは瞬く間に入手困難な
漫画メディアが作り出した“シンデレラ・ワイン”となった。
これは日本ワイン史に刻まれるエポックメーキングだ。

こうして『神の雫』に取り上げられたワインからは、
次々とシンデレラ・ワインが誕生することになるのだが
この現象の発端は『シャトー・モン・ペラ 2001年』からである。

スポンサーリンク

忍者ad


 

11ちなみにこの『神の雫』は、ワインの本場であるフランスでも
「フランス人にとっても知らなかった知識が出てくるマンガ」と絶賛され
アングレーム国際漫画祭2009年公式セレクションに選定。

2009年7月、料理本のアカデミー賞と言われる
グルマン世界料理本大賞最高位の賞である”殿堂”をパリで受賞。

2010年1月、フランスのワイン専門誌「ラ・ルビュー・ド・バン・ド・フランス」
「今年の特別賞」(最高賞)に原作者の亜樹直と作画のオキモト・シュウを選出した。

 

 - 取扱ワイン情報 , , , , , , ,