Chateau Mont Perat Rouge その2 ミッシェル・ロランの存在

   

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シャトー・モン・ペラとは

cotes-de-Bordeaux-carteシャトー・モン・ペラは、フランス・ボルドーの中でも、メドックの南東
ガロンヌ川の東側カディヤック・コート・ド・ボルドーのエリアに位置し、
粘土石灰質中心の斜面に、約100haの広大な畑を有している。

1864年のガイドブックにも記載されているほど古い歴史のあるシャトーで、
シャトー・モン・ペラが、現在のオーナー一家であるデスパーニュ家の所有と
なったのは1998年のことだ。

despagne_02_EN(左から ティボー、バザリン、ジャン・ルイ)

 

デスパーニュ家はアントル・ドゥー・メールの地でワインを造って250年、
10世代にわたってボルドー地域でワイン醸造の伝統を受け継いできた。

1969年、ジャン・ルイ・デスパーニュ氏が
初めて自分たちの手でワインの瓶詰めまでを一手に行うようになり、
それ以来数多くの小さな無名シャトーを、高品質なワインを造り出す
優良シャトーに育て上げている。

WS000002現在は、ジャン・ルイ氏の三人の子供たちが共同経営を行っている
デスパーニュ家だが、そのワインビジネスは、他の生産者には真似できない
独自のスタイル。

あまり名声の高くない地域の優良な畑を探し出し、
そこに最良のワイン造りを施して高品質のワインを造り出すというものだ。

現オーナーであるティボー氏曰く、
「既に名声のあるエリアに投資するつもりはまったくない。潜在能力はあっても、
それが生かされていない畑を見つけて購入する。」とのこと。

潜在能力のある畑を探し出し、250年間の伝統の中で培ってきたワイン栽培と
ワイン造りのノウハウを生かして、最大限の魅力を引き出していくのだ。

「愛するアントル・ドゥー・メールで素晴らしいワインが出来るということを
証明していきたい」というティボー氏の言葉の通り、
「モン・ペラ」がその役目を果たすこととなった。

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ミシェル・ロランの下で誕生したモン・ペラ

people-04「モン・ペラ」の品質を語る上で、デスパーニュ家の伝統と共に
欠かすことが出来ないのは、醸造コンサルタント“ミッシェル・ロラン”の存在。

ミッシェル・ロランは「ル・パン」や「シャトー・クリネ」など
右岸のシンデレラワインを生みだし、「Mr.メルロ」と称される天才醸造家だ。

1998年に所有と平行してミッシェル・ロラン氏の指導の下、
栽培はリュット・レゾネ(必要に応じて最小限の範囲・手法で処置を施す減農薬農法)、
平均樹齢30年以上のブドウ樹から6~8房という低収量、さらに醸造設備の整備など、
優れたワインを造るための数々の努力を 重ねた結果、
ワイン専門誌で高い評価を得るような現在の水準にまで到達した。

WS000000映画モンドヴィーノでは、没テロワール=ミクロオキシジェナシオンを用い、
グローバルテイストのワインを世界中に蔓延させたという悪役に仕立てられたが、
(※色が濃く、果実凝縮味にあふれ、タンニンが柔らかくスムースな味わい)
わかりやすく親しみやすい大衆向けの味わいの赤ワインは、
現在も市場を大きく動かしている。

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