葡萄栽培シーズン4-1 シャインマスカット苗を新区画に定植

   

1当社の代表に“シャインマスカットを育ててみろ” との命を受け、
早速、楽天市場にて苗を2本購入し、土作り中の新区画に植樹した。

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さて、シャインマスカットとは?

もともと、ワインの醸造に適しているといわれる品種(ヴィティス・ヴィニフェラ)
の勉強の為にブドウ栽培を始めたので、生食用には全く興味が無かったのだが、
シャインマスカットの定植に際し、知識ゼロでは苗を枯らしてしまう結果にも
なりかねないので、ネットで少し調べてみた。

ブドウを大きく分けるとヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種)と
アメリカブドウ(ラブルスカ種)に分かれる。

ヨーロッパブドウの生食用品種はかみ切りやすい肉質を持ち、
マスカット香と呼ばれる特有の香りを持つ品種や、
皮ごと食べられる品種もあるが
病害に弱く、生育中に果皮が裂ける裂果性を持つ品種も多いため、
降雨の多い日本での栽培が難しい。

一方、アメリカブドウは、病気に強く、降雨の多い日本でも栽培は比較的容易だ。
果肉は噛み切りにくく、フォクシー香と呼ばれるアメリカブドウ独特の香りがあり、
日本では、デラウェア、キャンベルアーリー、ナイアガラなどが栽培されてきた。

また、近年、広く栽培されるようになった巨峰やピオーネは、
アメリカブドウとヨーロッパブドウを交配して作出された日本生まれの品種だ。
大粒で、肉質は両者の中間であり、フォクシー香を持っている。シャインマスカットシャインマスカットは、上図のように、
ブドウ安芸津21号(スチューベン×マスカットオブアレキサンドリア)と
白南(カッタクルガン×甲斐路)を掛け合わせて育種されている。

マスカット・オブ・アレキサンドリアは食味・食感が良いブドウだが、
ヨーロッパブドウのため、雨の多い日本の気候には適していなかった。
そこで、アメリカブドウの中でも糖度の高いスチューベンと交雑を行い、
ブドウ安芸津21号が誕生した。

このブドウ安芸津21号はマスカット・オブ・アレキサンドリアに似た肉質を持ち、
やや大粒だったが、マスカット香とフォクシー香が混ざり、香りが良くなかった。

そこで、山梨県の植原葡萄研究所にて誕生した
“品質、食味は最高だが、果皮の汚れがひどく諦めていた品種”である
大粒のヨーロッパブドウ、白南をブドウ安芸津21号と交雑することによって、

ヨーロッパブドウのマスカット香や食感、
皮ごと食べられる性質と、

アメリカブドウの栽培のしやすさを兼ね備えた

シャインマスカットが誕生した。

シャインマスカットの市場価格と苗

P1190458シャインマスカットを楽天市場で検索すると、
1房400gで約1,500円~が相場のようだ。

こんなにも高いのか!

これは上手く栽培すれば儲かるんじゃ??とこの段階で初めて気付いた。

当社の代表・・・・目の付け所がさすがだ!

日本でワイン用ブドウの栽培をする農家よりも、食用ブドウの方が多いことは
この価格を見て確かになぁと頷ける。
1房でワイン1本以上の価格が付くんだから。

そして、シャインマスカット苗木だが、
価格は1本、約2000円~入手することができる。

僕が選んだのは、ウイルスフリー接木苗なので少々高く、
価格は1本、3500円だった。

苗木の定植

P1190421苗木は、まだ土作りを始めたばかりの区画に定植することにした。

理由は、ワイン用ブドウに関して言えばだが、肥沃な土壌よりも、
痩せた土壌の方が良いとされているからだ。

ブドウは養分が少ない、痩せた土壌に植えると、
栄養を求めて地中の深くまで根を張り巡らす。
その結果地中深くに張った根は、ミネラル分をたくさん含んだ
地下水を吸収することができ、凝縮した実をつけるのだ。

P1190459・・・とはいったものの、重機で部分的に掘削してみても
水はけの悪いカッチカチの粘土しか出てこず。

P1190460
P1190461こんな土地に根を張ってくれるのだろうか??

・・・と思いながら、
1mほど掘削した穴にバーク堆肥と牛糞を混ぜた土を敷き詰め、
そこにシャインマスカット苗木を定植。

P1190467
P1190464無事に根付いてくれることを祈る!!

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