Domaine de Villemajou Corbieres Boutenac Rouge [2012] – Gerard Bertrand その2

   

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■ ワイン名 ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー
コルビエール・ブートナック ルージュ
■ 生産年 2012
■ 原産国 フランス
■ 地域 ラングドック・ルーション
A.O.C コルビエール・ブートナック
■ タイプ 赤ワイン
■ 葡萄品種 カリニャン
グルナッシュ
ムールヴェードル
シラー
■ 度数 14%
■ 内容量 750ml


このヴィルマジュー、発酵はマセラシオン・カルボニック方式

具体的な手順は以下の通り。

収穫した葡萄を破砕せずにタンクの中に入れて密閉すると、葡萄自体の重みで押し潰された下部の葡萄から果汁が流れ出て自然に発酵が始まる。発酵によって発生する炭酸ガスがタンク内に充満し、潰れていない葡萄にも細胞内の酵素の働きで発酵が起きる。こうして発酵を経たあと、果汁を絞り、果皮を取り除き、通常の発酵の過程に移して仕上げる。この方式は、タンニンを含む果皮と一緒に長く発酵させる通常の赤ワインと比べて、渋味がきつくなく、リンゴ酸も分解されるので味わいのも円やかになり、飲みやすい赤ワインが出来る。色も十分に抽出され、果実味が豊かで、新鮮味のある味わいが特徴である。また独特のバナナの様なMC(マセラシオン・カルボニック)香がする。この方式で造られ、早飲みタイプの赤ワインとして世界的に有名になったのがボージョレー・ヌーヴォーだ。


 

特に、ヴィルマジューではシラーやカリニャン種の強いタンニンの渋味を和らげ、口当たりのよい赤ワインを造るためにこのマセラシオン・カルボニック方式が採用され、カリニャンは他の品種より発酵期間が10日~18日と短く軽めにされている。グルナッシュとムールヴェードルは伝統的な方法で醸造。熟成は30~40%新樽のフレンチオーク、10~12カ月の熟成を経てノン・フィルターで瓶詰めされている。

 

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テイスティングノート

P1110311色合いは深みある紫がかったルビー・ルージュ。

酸と熟度を感じさせるブラックチェリーやプラムの他、
バナナ、甘草、革、樽からのロースト香といった複雑なアロマ。

マセラシオン・カルボニックだからか、色調や香りからは想像のつかない、
とても柔らかくおだやかな口当たり。

フレッシュな果実味、酸、ローストの苦みがとてもやわらかく混ざり合って
大変飲みやすく、タンニンも優しい。

これほど心地の良い柔らかさはマセラシオン・カルボニックならではだと。
ただ、それ故に滋味を感じない印象。

 

 

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